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目黒区美術館へ

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朝一番に自転車を飛ばして、

目黒区美術館へ
前田家の近代美術コレクション
前田利為(としなり)
春雨に真珠をみた人

を見に行ってきました。

加賀100万石の前田家第16代当主、
前田利為侯爵の収集した
近代美術コレクションです。

日本中で、ヨーロッパで、
美術館を訪れ、学び、美術家たちのアトリエを訪れて、
自身の感性に従って、注文したり購入を決めたという
油絵や日本画、彫刻作品の数々。

素人の私が、
こう言っちゃあ何ですが、
どの作品も私好み!
題材や構図、色合いも筆致も好きな作品ばかりでした。

これらの作品は
前田家のお住まいにも飾られて、
お客様にもご家族にも愛され、大切にされたことでしょう。

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2年以上前の
2018年12月のこと、
駒場公園にある、旧前田家本邸(重要文化財)が
リニューアルされたのを知り、訪れました。

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                     (目黒区ホームページより、写真を拝借)

敷物や壁紙など、
古いものを最大限模して再現、修復されたのだそうです。
家具も調度品も、格調高く、
豪華で優雅そのものでした。

天井が高~い食堂の窓に、
たっぷりひだを畳み、丈も長~く下がるカーテンの柄が、
ウィリアム・モリスの "イチゴ泥棒”。

思わず「うわ~素敵!」とうなったS子でした。

その時撮ったのがこの一枚。 ↓
2年以上前の携帯写真から発掘しました。
後は、お屋敷を眺めながら
公園でお弁当を食べる夫の姿だけが残っておりました。。。 

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表題の、前田利為(としなり)
春雨に真珠をみた人
が気になりますよね。。。

蜘蛛の巣に宿る雨粒を写真に収めた際、
アルバム台紙に「綾真珠」と記したことに由来するそう。

雨粒を真珠に見立てた前田利為さんの
豊かな感性や美意識を感じる展示でした。










by nikonikohappyday1 | 2021-02-23 10:16 | お出かけ